『精神的な病では、症状が出るだけでは苦しみにはならないんです!』

精神的な病では、症状が出るだけでは苦しみは生まれません。

精神的な病では、“自分を責める”ことによって苦しみが生まれます。



“自分を責める”ことによって苦しみとなっているのです。

「症状が出る、出ない」は関係ありません。
自分を責めるから苦しくなるんです。
自分を責めなければ苦しくなることはありません。

たとえ、症状が出たとしても、自分を責めなければ苦しみは生まれないのです。


激しい動悸が起こった時も、「どうしてこんな激しい動悸が起こるんだ。こんな俺は嫌だ」と自分を責めるから苦しくなるんです。

(激しい動悸は、スポーツなどで激しく体を動かした後に起こることもあります。この時は、「体を激しく動かしたから、激しい動悸が起こるのは当然のこと」という思いがあるから苦しみにはならないんです)




どんなに“人前であがっても”
どんなに“戸締り確認を何度も繰り返しても”
どんなに“吃っても”
どんなに“人づきあいがうまくいかなくても”
どんなに“人生がうまくいかなくても”

自分を責めなければ苦しみは生まれないのです。



「自分を責めなければ苦しみは生まれない」

精神的な病で苦しんでいる人は、このことを頭の中に入れておいてください。
そうすると、「精神的な病の症状が出る、出ないは関係ない」という思いになって、症状を強く意識しないようになってきます。